天草方言の特徴   (PDF)
 

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  天草方言の特徴                                〔天草方言集〕より抄録


  語彙数(古語・京都方言・梵語:仏教語・外来語)が豊富である。(別記)

 

 

  文語表現(文語表現が顕著である。)


…える(共通語) → …ゆ(文語)= …ゆる(方言)
 和える(共通語)→ 和ゆ(文語)= 和ゆる(方言)
 植ゆる 生ゆる 変ゆる 消ゆる 崩ゆる 肥ゆる
 冴ゆる 据ゆる 添ゆる 絶ゆる 萎ゆる 煮ゆる
 映ゆる 冷ゆる 増ゆる 吠ゆる 見ゆる 燃ゆる

 
…ける(共通語) → …く(文語)= …くる(方言)
 開ける(共通語)→ 開く(文語)→ 開くる(方言)
 受くる 掛くる 利くる 避ける 透くる 炊くる
 付くる 解くる 泣くる 怠くる 老くる 負くる
 向くる 剥くる 儲くる 焼くる 避くる 分くる

 
…げる(共通語)→ …ぐ(文語)= …ぐる(方言)
 告げる(共通語)→ 告ぐ(文語)→ 告ぐる(方言)
 揚ぐる 下ぐる 遂ぐる 投ぐる 逃ぐる 剥ぐる 曲ぐる

 
…せる(共通語) → …す(文語) = …する(方言)
 褪せる(共通語)→ 褪す(文語)→ 褪する(方言)
 失する 貸する 着する さする なする 似する
 寝する 乗する 見する 痩する 寄する

 
…ちる(共通語) → …つ(文語)= …つる …てる(方言)
  落ちる(共通語)→ 落つ(文語)→ 落つ(て)る(方言)


…てる(共通語) → …つ(文語)= …つる (方言)
 当てる(共通語)→ 当つ(文語)→ 当つる(方言)
 加つる 捨つる 立つる 果つる もつる

 
…れる(共通語) → …る(文語)= …るる (方言)
 溢れる(共通語)→ 溢る(文語)→ 溢るる(方言)
 入るる 売るる 折るる 枯るる 切るる 暮るる
 さるる 知るる 擦るる 反るる 垂るる 釣るる
 照るる 取るる 馴るる 慣るる 濡るる 晴るる
 触るる 蒸るる 漏るる 揺るる 縒るる 割るる


  敬 語
あげもす【上げ申す】(差し上げる お供えする)
あげもす(招じ入れる)
いいなさる いいなす【言い為す】いわす いわっす (仰る)
いかす【行かっしゃる】上代敬語(お行きになる)
いかる【行きゃる】上代敬語 いきなす【行き為す】
いきなさる いきなはる(お行きになる)
あがんなす(お召し上がりになる)
おあがんなっせ(お召し上がり下さい)
おいずる おいでなす おいでなはる【御居で為す】
おいでますか(いらっしゃいますか ご在宅ですか)
おいでまっせ(いらっしゃいませ)
おいでまっせんか(いらっしゃいませんか)
おらす おらっす【御坐す】上代敬語(ご在宅である)
おらっさん【御坐さぬ】上代敬語(いらっしゃらない)
おらる【おりゃる】上代敬語(ご在宅である お居でになる
おんなす【居為す・御坐す】上代敬語(お居でになる)
おんなさる おんなはる (お居でになる)
ききなす  ききなさる  ききなはる【聞き為す】(お聞きになる
きなさいまっせ(お出で下さい)
きなす【来為す】(来られる いらっしゃる)
ござす ござりやす【御座あり】上代敬語(ございます)
ござる【御座る】上代敬語(ご在宅 いらっしゃる おいでになる)
ごめんなっせ【ご免なすって】(ご免下さい)
こらす【来らっしゃる】上代敬語(おいでになる)
こらる【来りゃる】上代敬語(おいでになる)
さす さっす【為す】(なさる)
させもす しもうす(して差し上げる)
しなす しなっす【し為す】(なさる)
しょもうさす【所望す】お望みになる
しんぜもす(進呈)献上する 差し上げる
とめもす【泊め申す】   ねせもす【寝せ申す】
はいよ【拝領】(下さい・頂戴)
はなさす はなしなす【話為す】(お話になる)
まする ませろ(差し上げる)「肩を叩いてまする」
みなす みらる【見為す・見りゃる】(ご覧になる)
やりもす【遣り申す】差し上げる
やんなす【遣り為す】(お遣りになる)


  丁寧語
あがんなっせ(お上がり下さい・お召し上がり下さい)
あげもす【差し上げ申す】 
くたぶれじゃんなしたろう(お疲れ様でございました)
こうてませろ【買って差し上げ申せ】敬意を含んだ命令形
されやすどう(なさいますでしょう)
してまする【し申す】(して差し上げ申す)
たのんもす【お頼み申す】(お願いする  頼む)
とめもす【お泊め申す】(御泊まりいただく)
やりもす【遣り申す】(差し上げる)


    その他
…せらす → …せらる(…なさる) …まする ませる → …まうす(…もうす)
さ・なりきく さ・みしくる  さ・あるく


  女房〔女官〕ことば
いしいし(団子) うちまき(米) おかべ(豆腐) おだい(飯) かもじ(添髪)

こもじ(鯉) こん(肴) しゃもじ(杓子) ひともじ(葱) ゆもじ(浴衣)   


  接頭語
いち噛む いち喰う いっ零す いっ置く いんなゆる うち被る うち止むる 
うっ小積む うっ冷める うっ沈む うっ座る きっ魂消る きっとごゆる 
きゃー枯れた きゃー消えた きゃーなゆる けー腐れ  けー枯れた こっ剥ぐる 
さで転けた ちー寝た ちー遣った つっこくる つっ魂消る つっとぼくる 
つっぱたがる つん出くる  つんぴしゃぐ つん曲がる  つん漏る はち来る 
はち割るる ひちくどか ひちみたむなか ひっ固まる ひっ担ぐる ひっ構える 
ひっ飛ぶ ひっと出る ひん飲む ひん曲がる ぶっ潰す ぶっ通し ぶっ千切る 
ぶっ飛ばす ぶん殴る

 

  繰り返しことば
あっさりぐゎっさり あっちこっち あっちゃこっちゃ
行き行き いっけこっけ いっさいがっさい 
いっでんかっでん いっときそっとき いっぴゃこっぴゃ 
いつもかつも うんずりめんずり 来ぃ来ぃ 来と来 
奇麗ぇ奇麗ぇ 喰い喰い くにゃくにゃ 子子しか ごとごと
小も小も 為ぃ為ぃ しどろもどろ しゃ―しゃー すーすー
すかすか すったりこすったり すっぺりこっぺり 
ずれんくゎれん そうそう そうろそうろ たーった
だっでんかっでん だれでんかれでん ちっとそっと
ちどろもどろ ちびちび ちゅうりこうり ちょいちょい
ちょくちょく ちょっとそっと ちりちり ちんぐりかんぐり
ちんだはんだ つぐんつぐん てしゃくゎしゃ てれんぱれん
手ん手に でれんでれん どうでんこうでん どうなりこうなり
どうもこうも どうやらこうやら とうりたーり
どうろこうろ どがんもこがんも どぎゃんもこぎゃんも
どけもこけも どこでんかしこでん どこもかしこも
どっこいどっこい どっでんかっでん どっでんこっでん
どりもこりも なかなかなか なごなご なんじゃかんじゃ
なんちゅこっか なんでんかんでん なんのかんの
なんもかんも にやにや 早う早う 走り走り はちきはちき
ひちゃくゎちゃ ひっかかりまっかかり ひっちゃこっち 
ひっぱりこっぱり ひんごまんご 太う太う 降り降り
ふんだりけったり  ぼちぼち ぼっつりぼっつり 見ぃ見ぃ
女女しか 女女女 やすみやすみ やたりゃかたりゃ
やっとかっと ゆっくりゆっくり ようらようら わぁがわぁが


   あれ これ それ どれ 
あがん こがん そがん どがん 
あぎゃん こぎゃん そぎゃん どぎゃん あげん こげん そげん どげん
あすこ ここ そこ どこ  あすけ こけ そけ どけ
あっち こっち そっち どっち あっちゃ こっちゃ そっちゃ どっちゃ
あっちゃん こっちゃん そっちゃん どっちゃん
あっでん こっでん そっでん どっでん
あり こり そり どり
ありか こりか そりか どりか ありば こりば そりば どりば
ありも こりも そりも どりも ありゃー こりゃー そりゃー どりゃー
あれん これん それん どれん
あん こん そん どん
あんつれ こんつれ そんつれ どんつれ あんて こんて そんて どんて
あんなん こんなん そんなん どんなん あんもん こんもん そんもん どんもん
あんわれ こんわれ そんわれ どんわれ


  時節の移り変わり
夜明け 朝まじみ 朝ごっとき 朝がけ 明け方 明け六つ 
明けだち 朝立ち 朝っぱち 朝っ腹 朝おれ ひっ時分 
昼上がり 昼飯時 昼折れ ひんのみゃぁ 真っ昼間 
ひんの日中 夕上がり 夕暮れ 日の暮れ  暮れ六つ 夕まじみ
日暮れさね 夕飯時 宵の口 晩餉さね 夜更り 開枕 暗がり

暗隅 沈の闇 月のん様ん明り 星明り よんべさね 夜更け
日のいっちんち よのふて よんのよして


  痛さも程がある
頭痛(うす頭ン痛か 打ち割るる如たる がんがんする
 ずっきずっきする)
腹痛(腹ン塞く しくしくする じぐじぐする)
足痛(足ン棒のごたる 足ン突っ張る 烏曲がりンする
  こむらがりンする)
腰痛(腰ン疼く)
歯痛(歯ノすびく 歯ノきりきりする)
肩痛(肩ンいぎる 肩ンつっくわんぐるごたる)
皹(皹ノつつく ずきずきする)
火傷・日焼け(ひでる ひりひりする ぴりぴりする)
霜焼け(痛痒か かっかする)


  色も色々
あおあおなる【青々】 青味が増す
あおがり【青刈り】 青田刈り 未熟な稲を刈り取る
あおくさか 古語【青臭し】 青草の匂い 生しい 未熟
あおざむる【青褪め】 顔色が無くなる 血色が無い
あおすったん 熟れていない果実 顔色の悪い人
あおた【青田】 実らない稲田
あおたるる【青垂れ】 顔色が青白い
あおてんじょう【青天井】 青空 晴天
あおな【青菜】 野菜  あおやしゃー【青野菜】葉野菜
あおなった  青くなった ②肝を潰した
あおにしゃ【青二才】 未熟者 若造 若輩
あおばな【青洟】 青みがかった洟
あおびゅうたん【青瓢箪】顔色の青白い人
あおもん【青物】 野菜 葉野菜
あか 赤ちゃん
あかがみ【赤紙】 召集令状
あかしんにょ【赤信女】 未亡人
あかのたにん【赤の他人】 何の関わりもない人
あかはじきゃーた 古語【赤恥】人前で恥をかいた
あかばちかやる 顔色が赤く火照る 赤面する
あかべー あかんべー 古語【あかすかべい】 拒否表現
せきはん せっくゎん【赤飯】 おこわ
まっかなうそ【真赤な嘘】 全くの嘘
きんなかこえ【黄色い声】 かん高い声
くろっすー【黒煤病】 果実の伝染病
どすぐろか 毒々しく黒い 光沢が無く黒い
はらぐろか【腹黒い】 根性が悪い
しらーしらなる 夜が明ける
あだじろか【阿娜白い】 なまめかしい白さ
しらーっとして 白を切って 知らぬ振りして
しらかす 古語【白かす】 古語【白化け】
しらきる 知らぬ振りを通す 無関係を装う
しらじらしか【白々しい】 見え透いている 興ざめる
しらっちゃくる 色あせて白くなる
しらた 樹木の表皮近くで白い部分
しらふ 素面 酔っていない


  「…かぶる」という意味は?
 ①冠る(頭を物で覆う・上に載せる)
 ②被る(身に被害を受ける・水を浴びる・掛ける)
 ③蒙る(責任を負う・引き受ける・背負い込む)
  ④…しそうになる …してしまう
いっかぶる  水を被る 〔いっ〕は接頭語
受けかぶる  引き受けても負担が多過ぎる
うちかぶる  頭を物で覆う 「布団バ-」
かいかぶる  過大に評価する
しかぶる  失禁する  粗相する  おもらし
死にかぶる しんかぶる  死にそうになる  死ぬほど辛い 死ぬほどきつい
出しかぶる 立て替え金が取り返せない
垂れかぶる  大小便を漏らしてしまう 失禁
蓋かぶる
泥かぶる  不利を承知で役目を負う
泣きかぶる  なっかぶる 泣きそうになる
寝かぶる  ねっかぶる 眠ぶりかぶる ねむりかぶる
 眠気が差す・眠りそうになる・  居眠りする
ねこかぶる 知らぬ振りをする  おとなしい振りをする
罰かぶる  罰が当たる
ひっかぶる 頭を物で覆う・(水などを)被る 〔ひっ〕は接頭語  「雨合羽バ…」
ふきかぶる ふっかぶる  沸騰して噴き零れる
降りかぶる  (雨が)降りそうになる
振りかぶる  振りかざす
帽子かぶる  帽子を被る
まりかぶる  失禁する  粗相する  おもらし
みずかぶる 行水する
汚れかぶる  ひどく汚れる 汚れてしまう
笑いかぶる わりーかぶる  薄笑いする


  …なか なかなかづくし

愛想んなか  愛想がない 可愛げがない

愛想もこそもなか  すっかり嫌になる

味気なか  古語【味気無し】 物足りない 張り合いがない

足踏み先もなか  踏み入る隙がない

味もせせらもなか  味もそっ気もなか  味気ない

宛行(あてぎや)ンなか  責任感がない  頼みにならない

危なか  危ない

有られむなか  古語【有られぬ】  不味い とんでもない

言うともなか  古語【言いとうも無し】 言いたくもない

痛とうも痒うもなか  全く痛くない

胡散(うさん)なか  古語【胡散】 怪しい 疑わしい

遠慮会釈もなか  厚かましい  無礼

惜しげむなか  惜し気がない  物惜しみしない

思い掛けむなか  思い掛けない 意外にも

陰も形もなか  跡形がない  形跡が無い

気散なか  古語【気散じ】  構いがない  ②呑気

汚か【汚い】 不潔

きんのなか  限りがない  際限がない

しぎゃーンなか しげーンなか 為甲斐がない 遣り甲斐

しゅうごつなか しゅうごんなか  したくない

術(じゆつ)なか【術なし】  方法がない  ②切ない  心苦しい

しょうことなか  古語【せうことなし】 仕方ない  やむを得ず

性懲(しようこり)りもなか  少しも懲りない

仕様模様なか  どうしようもない  策が尽きる

仕様んなか  仕様が無い 仕方ない

しらっけんなか 信用おけない 無頓着

じらっけもなか  じらっけんなか とんでもない 途方もない

世話なか 世話無し 心配無用 安心 大丈夫  優柔不断

忙(せわ)しなか  忙しい  余裕がない

ずつなか【術なし】 方法がない  ②切ない  心苦しい

素っ気なか【素気無い】 冷淡だ  薄情  つれない  にべもない

徒然なか  古語【徒然ない】  退屈 ②寂しい ③心細い

とつけむなか【途轍もない】  滅相もない  とんでもない

突拍子もなか  とんでもない  途轍もない

途轍(とてつ)もなか  途方もない  法外な  意外な

途方もなか  手段がない  方法がない

頓着(とんじやく)んなか  無頓着  等閑(なおざり)  無責任

とんでもなか  途方もない  考えられない  思い掛けない

情けなか  薄情  残念だ  無念だ

情け容赦もなか  同情したり許したりしない  厳しい仕打ち

何もかんもなか  全く何もない

能のなか  才能がない  千恵がない

のさんのなか  運が悪い  良い目に遭わない

端(はした)なか  中途半端  不作法

ひち見たむなか  古語【見とうもない】  みっともない

ひょんなか  古語【ひょんな】 妙な  以外な

風はなか【風采がない】  格好悪い  無様だ

変なか【変だ】  不思議だ  妖しい

法外もなか  法外もない  並外れている

方角もなか  途方もない  とんでもない

みぞうなか 無慙(むぞう)気んなか  可愛くない 可愛気がない

味噌も糞もなか  区別がない  分別が無い

見たむなか  古語【見とうも無し】 見たくもない  見苦しい

身も蓋もなか  露骨で情味も含蓄もない

妙なか【妙だ】不思議だ  変だ おかしい

滅相もなか  あり得ない とんでもない

勿体なか もっちゃなか 勿体ない

やるしゃなか  気が揉める  切ない  大忙し

遣るしゃなか  遣る瀬無か 心が晴れない  切ない

ゆうなか【善くない】  気まずい

油断も隙(すき)もなか  僅かな隙もない

欲も得もなか  損得を考えない  余裕がない

りゅうけむなか【料簡(りようけん)ない】  思慮がない  ②みっともない 恥ずかしい

碌(ろく)でもなか  何の値打ちもない  くだらない

碌(ろく)なこたなか  満足な物がない  縁起が悪い

訳ゃなか  簡単だ  造作ない


  「落ちるよ 落ちるわよ ほりゃひっちゃけた」

あえる あゆる おつる おてる こくる こける ちやえる ちやくる ちゃくる ちやける ちゃける
ちやゆる つこくる つこける つわえる つわゆる いっちゃえる いっちゃくる いっちゃける

いっちゃゆる うっちゃいくる うっちゃいける うっちゃえる うっちゃくる うっちゃける 

うっちゃゆる おっこつる おっちゃいくる おっちゃくる おっちゃける きゃーこくる きゃーこける 

さでこくる さでこける ちゃーくる ちゃーける ちゃいくる ちゃいける つっこくる つっこける
ひっちゃえる ひっちゃくる ひっちゃける ひっちゃゆる
《牛深》あゆい いっちゃくい いっちゃゆい おつい おっちゃいくい おっちゃくい こくい 

ちゃーくい ちゃいくい ちゃくい つっぱる ひっちゃいくい ひっちゃくい


   「美味しいですよ。食べませんか(食べて下さい)」
おいしゅうござすとぞ おあがんなっせ
おいしゅうござすばい 食べてくだっせ
おいしかぃよ 食べれば
おいしかけん 食べて見なっせ
おいしかぞ 食べて見ろ
おいしかっさな 食べんな
おいしかっじゃっとん 食べんきゃー(食べんけー)
おいしかっぞーな 食べなっせな
おいしかっばえ 食べてんど
おいしかっべー 食べんみろ
おいしかっぼー 食べんや
おいしかで 食べんね(ぷーてみろ・ぺー)
おいしかですよ 食べてみてー
おいしかとてー 食べんねー
おいしかとよ 食べん?
おいしかばいた 食べんかいた
おいしかばな 食べろね
おいしかばよ 食べち見んね
おいしかよ 食べてん
んもうござすとぞ 喰うてくだっせ
んもうござすばな 喰うてみなっせ
んまか 喰え
んまかけん 喰ぃなっせ
んまかぜー くゎんなー
んまかせな くゎんけー
んまかせんや くゎんや
んまかぞ 食うんみろ
んまかっじゃっとん  喰えね
んまかっぞ 喰うてみろ
んまかっぞうな 喰うてろな
んまかっぱなー くてみんけー
んまかっびゃー 喰ゑよかもね
んまかっぺー くうっかい
んまかで なめろな
んまかとん くゎんねー
んまかばいた くゎんかいた
んまかばえ くてみさい
んまかばな ぱんね
んまかべー くてろ
んまかぼー くゎんかいた
んまかもね くゎんかい
んまかよ 喰うちみろ
んまさもんまさ はよくぇ
んみゃーぞ くうたい